ブランド:アイディアファクトリー
ジャンル:女性向け恋愛AVG
発売日:2018年9月20日
通常版:7,344円(税込)
オトメイトさんのNintendo Switch用ソフト「ニル・アドミラリの天秤 色ドリ撫子」のクロユリ炎陽譚で櫻井孝宏さん演じるキャラクター、鷺澤累の攻略直後の感想をまとめました。
作品紹介
私が運営している乙女ゲームのブログの作品紹介記事です。
キャラクター紹介
※「ニル・アドミラリの天秤 色ドリ撫子 」は乙女ゲーム制作ブランド『オトメイト』の作品です。
バナーの画像はこちらからお借りしております。
CVは櫻井孝宏さん。
帝都大学の医学部に通う学生。
百舌山と四木沼薔子の息子であるが、望まれぬ子だった事もあり、四木沼の家で秘密裏に産まれ、鷺澤家に養子に出された。
四木沼が逮捕された今は、薔子とは食事をしたりはしているものの、親子とは言い難い間柄。
この物語では、彼が以前リーダーをしていたカグツチの偽物が現れ、彼が疑われる所から物語が動き出す。
感想
鷺澤さんの感想を攻略直後の興奮のままつらつらとまとめてみたいと思います。
事件は解決したとしても
犯人が逮捕されて事件は解決。
けれどその事件に巻き込まれた、関わった人たちの中では、それだけでは終わらない。
終わったのは表向きの事。
関係者たちは何らかの傷を受けたり、心に蟠りを残したまま置き去りに。
そこから先に平穏な日常を送るには、きっと本人たちが努力するしかない。
そんな当たり前であろう事に、今回のシナリオで気付かされました。
当事者でない私にとって、あの事件は解決したものでした。
けれど鷺澤さんたちにとっては、完全には終わって居なかったのだなと。
好きか嫌いかで言えば
ニルアドのキャラクターは、好き嫌いの多い私にしては珍しく、全員好ましく思える作品です。
そんな中でも優劣をつけるとすれば、本編の時から、鷺澤さんはそこまでご贔屓にならずに終わってしまった一人です。
今回の物語も大変感動しましたが、彼本人を好きか嫌いか?と問われれば、普通という所でしょうか?(笑)
とてもいいシナリオでしたが、薔子さん、良かったね…と言う視点で読み進めてしまった感じです。
何より彼は一人だけフクロウから離れたところに居るので、どうしてもよく会う他のメンバーの方が、身近に感じでしまうのだと思います。
親子として向き合えるように
実の父である人に対する彼の感情の事もあり、なかなか母とも向き合えなかったのだろうと思います。
それでも物語冒頭から、二人の親子としての交流に関しては触れられていたので、嬉しく思いました。
そんな彼が、今回の事件を通じて母と向き合えるまでになった事が本当に嬉しかったです。
それでも鷺澤さん良かったね…と言うよりは、薔子さん良かったねと思ってしまう(笑)
何より薔子さんが丈の短いスカートをはいてくれた事が、私の中では一番感動な出来事でした!
彼が囚われていた過去には、薔子さんも囚われて居て。
そこから親子揃って解放されたようなこの展開、とても素晴らしかったです。
今回の物語があって、やっと本当の意味であの事件は解決したんだと思えました!