僕のワンダフル・ライフ

この記事は約3分で読めます。
監督:ラッセ・ハルストレム 
出演:デニス・クエイド、ペギー・リプトン、他 
ジャンル:アメリカ映画 
時間:98分 
2017年の作品

デニス・クエイドさん主演の映画「僕のワンダフル・ライフ」の作品紹介と感想をまとめました。

スポンサーリンク

作品情報

  • 監督:ラッセ・ハルストレム
  • 脚本:W・ブルース・キャメロン
  • 原作:W・ブルース・キャメロン
  • 製作:ギャヴィン・ポローン
  • 音楽:レイチェル・ポートマン
  • 配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
  • 公開:2017年9月

作品紹介

ゴールデンレトリバーの子犬のベイリーは、盗まれた挙げ句、車に置き去りにされ、命の危機に瀕している所を少年イーサンとその母に助けられた。
子犬を保護した二人は、家に連れて帰り世話をして、父を説得し、自分たちの家族として迎えた。

犬として生まれ、ただ楽しむだけ、食べるだけ、遊ぶだけで終えた前世。
再びゴールデンレトリバーとして生を受けた時に出会った少年イーサン。
彼の傍の心地よさに、ベイリーは生まれた意味を見出したのだ。

そうだ、僕はイーサンの傍にいる為に生まれて来たんだ…と。

時は流れ、8才だったイーサンも青年に成長した頃、イーサンの進学により、一人と一匹は初めて離れ離れに。
その後、間もなくゴールデンレトリバーとしての生を終えようとしたベイリーは、駆けつけてくれたイーサンの声に、「イーサンと離れたくない、ずっと一緒にいたい」と願った。

その想いが強かったのだろうか?
ベイリーは何度も何度も様々な犬に生まれ変わり、そしてついに………。

キャスト

  • ベイリー / バディ / ティノ / エリーの声(ジョシュ・ギャッド)
  • 大人のイーサン(デニス・クエイド)
  • 10代のイーサン(K・J・アパ)
  • 8才のイーサン(ブライス・ガイザー)
  • 大人のハンナ(ペギー・リプトン)
  • 10代のハンナ(ブリット・ロバートソン)
  • カルロス(ジョン・オースティン)
  • マヤ(カービー・ハウエル=バプティスト)
  • アル(プーチ・ホール)

吹き替え声優

  • ベイリー / バディ / ティノ / エリーの声(高木渉)
  • 大人のイーサン(大塚明夫)
  • 10代のイーサン(梅原裕一郎)
  • 8才のイーサン(寺崎裕香)
  • 大人のハンナ(松岡洋子)
  • 10代のハンナ(花澤香菜)
  • カルロス(落合弘治)
  • マヤ(小島幸子)
  • アル(勝杏里)

感想

あらすじからも分かるかと思いますが、何度も生まれ変わるという事は、何度も死を見届ける事になります。
何度見ても愛犬の死は辛いもので、その度に涙しました。

けれど、幸い、死の直後に明るい光が見えてすぐに生まれ変わってくれるのです。
そんな演出に、死の切なさが救われたように感じました。

生まれて来た事の意味を考えていた子犬が、ただ楽しめばいいんだ…と思っていたのに、一人の少年との出会いがベイリーを変え、少年と共にある事を自分の生きる意味だと考えた所。
そしてその意味をとても大切に思っていた所。
その想いが強すぎるあまり、イーサンを探し何度も生まれ変わる所。
本当に感動しました。

私の家には犬も猫もいます。
どちらも大好きで大切な宝物です。
どんなに好きでも、彼らは言葉を話してはくれないので、果たして私が感じているように、幸せを感じてくれているかは分かりません。
でも、そんな彼らと、ベイリーとイーサンのような関係を築く事が出来たらいいなと思いました。

動物と暮らしていると、「この子は私を幸せにする為に生まれて来てくれたのかもしれない」と思う事がありますが、同じように幸せを感じてくれてるかもしれない。
離れたくないと思っていてくれているかもしれない。
そんな風に感じる事が出来る作品でした。

愛犬家の方は、犬の気持ちを全面に出して表現しているこの作品を、楽しく見る事が出来ると思います。
そして自分の犬に置き換えて、涙し、愛おしい気持ちでいっぱいになるのではないでしょうか?

動物が好きな方、映画を見て泣きたいと思っている方に、オススメの作品です。

オススメ度&満足度

オススメ度:★★★★★
個人的満足度:★★★★★

続編の「僕のワンダフルジャーニー」も併せて見て頂けると、より感動すると思います。
そうしてベイリーの犬生を見届けて欲しいです。

タイトルとURLをコピーしました