ブランド:アイディアファクトリー
ジャンル:女性向け恋愛AVG
発売日:2021年4月22日
通常版:7,150円(税込)
オトメイトさんのNintendo Switch用ソフト「時計仕掛けのアポカリプス」で小野賢章さん演じるキャラクター、ジル・ハニッシュの攻略直後の感想をまとめました。
キャラクター紹介
※「時計仕掛けのアポカリプス」は乙女ゲーム制作ブランド『オトメイト』の作品です。
バナーの画像はこちらからお借りしております。
CVは小野賢章さん。
ちょっと不思議な男の子。
その不思議ぶりに年下のように見えるが、どうやら彼女よりも年上らしい。
街の人々の事は勝手にあだ名を付けて呼んでいて彼女の事は「お花ちゃん」と呼ぶ。
彼女には酷く懐いていて、「大好き」とそれが恋愛感情なのか話し合い不明だが、ストレートに感情を表現し、よく彼女に触れてくる。
どうしてそこまで彼女が好きなのか?
その秘密は彼の消えてしまった昔の記憶に隠れていた。
感想
ジルの感想を攻略直後の興奮のままつらつらとまとめてみたいと思います。
楽しみにしてたのに…
小野賢章さんは、好きな声優さんの一人です。
「ヴァルプルガの詩」以来大好きです。
だから楽しみにしてたんですよね。
でも攻略してみたら、すごい苦手でビックリでした(笑)
ガッカリでした(笑)
彼の設定を考えると、そう言うことなんだろうな…と納得出来る性格です。
でも納得するのと受け入れるのは違うし、納得出来ても苦手は苦手なんですよね(笑)
何がダメなのかと言うと、彼のキャラですかね。
なんと言いますか、素直だし優しいんです。
だからそこで終わればいいのに、優しげに真っ直ぐに余計な一言を言う人だなと思ったのです。
クアトさんなら、あんな人なので嫌味とか受け流せたし、嫌いじゃなかったんです。
でも、ジルはダメだったな(笑)
好きではないけど泣けた
性格はさっき話したように、余計な一言を言う所が、イラっとしました(笑)
チクチクと刺さると言うか、何かで隠してるけど、確実に棘があるように感じちゃうんです、私(笑)
そんな感じで、好きになれないだろうなって思ってて。
なのにやたらとくっついてくるので、「好きじゃないから、その距離感はやめて」って気分にも多少なりました。
なりましたが、後半物凄い感動したので、最終的には好きとまではいかないものの、「大丈夫」な範囲に(笑)
大丈夫ってなんだよ?って思いますよね?(笑)
まぁ、ある程度近くても耐えられる感じでしょうか?(笑)
私、本当に好きじゃない人との距離感にうるさいのです。
リアルでもさりげなく距離感とりますし、相手が画面の向こう側でも、物凄い入り込んでしまうので、イメージの世界では彼らのそばにいるわけですよ。
なので、耐えられない場合もあるのです。
でも彼はそれなりに近くてもまぁ大丈夫って思える感じになりました。
予測不能
ループだとは聞いていました。
レビューなんかもプレイ前に読んでしまったので。
でもここまでだとは思いませんでした。
ジルに関しては、「あやかしごはん」の浅葱くんを思い出す展開でした。
他の人のループまでも、ちゃんとあった事になっているという。
しかも栞のエピソードも、誰からもらったかに関しては予想してたんですが、どう受け取ったかって点に関しては、全く予測不可能な展開で、凄いなって思いました。
本当によく作られているなと、攻略制限ありなだけあり、秀逸でした。
終わり方も好き
ハッピーエンドの終わり方が、個人的には素敵だなと思えました。
全部見せてくれない事が、かえってその後の展開を妄想したくなるので。
そして下手にその後の流れを見せてくれるより、余韻も残るし、美しかったです。
ジルに「用は済んだんですか?」と尋ねたガネットさんが、ジルの様子を見て呟いた時、その声音にガネットさんの感情が感じられて。
割と淡々としてて、冷たい印象もある人だったので、なんか心の内が見えたようで、嬉しくなりました。
後、時を遡る時に、色々な人たちの過去のやりとりなんかも聞こえるあの演出!
すごく良かったですね。
そこも本当によく作られてるなって感心しました。
ネタバレ(あらすじ)
別サイトにまとめました。