ブランド:アイディアファクトリー
ジャンル:女性向け恋愛AVG
発売日:2021年4月22日
通常版:7,150円(税込)
オトメイトさんのNintendo Switch用ソフト「時計仕掛けのアポカリプス」で江口拓也さん演じるキャラクター、クアト・ヘルトリングの攻略直後の感想をまとめました。
キャラクター紹介
※「時計仕掛けのアポカリプス」は乙女ゲーム制作ブランド『オトメイト』の作品です。
バナーの画像はこちらからお借りしております。
CVは江口拓也さん。
街の有力者であるヘルトリング家の長男。
父も彼も医者として街に貢献している。
人当たりがよく、皆から慕われている。
にも関わらず、彼女にだけはいつも冷たかった。
交わす言葉の全てが辛辣なのだ。
嫌味しか言わない。
そんな二人はひょんな事から、薬剤師の娘である彼女が、彼の医院を手伝う事になり絆を深める。
感想
クアトさんの感想を攻略直後の興奮のままつらつらとまとめてみたいと思います。
ルートに入ると見える新たな一面
辛辣な事ばかりを言う彼は、その攻撃的な物言いから、得意か苦手かと尋ねられたら苦手な人でした。
江口さんが声を担当されて居なかったら、攻略しなかったかも?
所がリアンさんのルートで、アシストしてくれた事でイメージは回復。
ついに彼のルートに入ることが出来ました。
ルートに入ると、見えなかった心の内が見えるので、彼の残忍に思えていた数々の行動を不思議と許せる、受け入れられるようになったのです。
でもね、リアンさんはちゃんと見ててくれてましたね!
リアンさんのルートでも、クアトさんを案じている様子が見て取れたし。
今回もまた背負ってるものの重さを感じ取ってくれていたように思えました。
アシストしたその裏側では…
リアンさんのルートで地上への扉を開ける手助けをしてくれるクアトさん。
いい人だった、良かった!
その時はそんなふうにしか思えなかったのに。
今回彼のルートを読み進めた事で知ってしまいました。
いい人とか言うレベルの話ではなかった事に。
それはもう命懸けの行動だったのだなと。
その命懸けの行動は物理攻撃によるものだけではなく、病的な危険さを孕んでいたのだと。
だから今になって心配になってしまったんですよね?
リアンさんルートでカルセド様は息子を助けると約束してくれたけど、果たして助かったのかな?と。
でもそういうの分かった上で手を貸してくれたのだと思うと、その分まで彼を愛おしく思ってしまいました。
ギャップが堪らない
冷たい人だと思ってたんです。
それでもどこかで根は優しいんだよね?と信じる気持ちも。
だから当然優しさを期待していました。
そしたら期待以上なんですよ!
なんなんですか、後半の激甘感は(笑)
酔った所や眠い時なんか、もう可愛くてキュンとなりました。
甘くなっても素直じゃない人なのに、後半の終盤の甘い言葉は、響きましたね。
色々覚悟もあったと思うし。
だからこそ出た言葉で、嘘がない本当の想いなんだな…と。
100%ではないけれど
ハッピーの終わり方は、大満足な未来の選択ではなかったように感じます。
でもだからこそ心に残ったんだと思います。
不安な要素を抱える事になってしまった。
それでももう未来を選ばないと決めた主人公の決意。
そして互いにそれを受け入れた上で、前向きに未来を進む覚悟が見えて。
ずっと大変な二人だったから、それら全てを乗り越えてここまで来たから。
きっと未来は明るいのでは?と信じられる終わり方が素敵でした。
何もなくて未来が明るいというより、爆弾を抱えてても、彼らなら明るい未来を切り拓けるだろうなという感じが、個人的に好きです。
ネタバレ(あらすじ)
別サイトにまとめました。